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妊娠中・産後の鍼灸

逆子鍼灸

逆子鍼灸 戻りやすさ戻りにくさ

まず初めによくある質問と、これからどのようにしたら良いかをまとめました。


①逆子が戻りやすい方

・32週以内
・疲れがない
・診断から時間が経っていない


⇒日常のセルフケア(過ごし方など)も行うことで施術回数を頻回に行うことなくアプローチ可能です。

まずはご相談いただければと思います。


②逆子が戻りにくい方

・34週以降
・疲れがある、頭痛やむくみ、後期つわりがある
・診断から数週間~1ヶ月近く経過している

⇒しっかりケアを行っていけば戻る可能性は十分あります。
早めの対処をおすすめしております。


③難しい場合

・36週以降
・疲れが強い、腰痛や頭痛、むくみが改善しない
・診断から1ヶ月以上経過している

⇒36週以降で戻った方もおられますが、可能な限りの施術はしております。
LINEでご相談される場合は、下記よりご連絡できます。
早めの開始がおすすめになりますので、まずは気になること等お気軽にご相談いただければと思います。


妊娠・産後以降の鍼灸

妊娠後は表の①~⑤の時期に的確に応じた施術を行います。

ごあいさつ

逆子ケアセラピスト
・日本逆子治療協会認定  逆子ケアセラピスト
・鍼灸あん摩マッサージ指圧師
・不妊カウンセリング学会認定 不妊カウンセラー
・臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー                 
・一般財団法人 変化と成長のコミニュケーション推進協会認定トランスコーチ

「逆子は自然と戻ることが多い」

そう言われたことがあるかもしれません。


週数が浅いほど自然に戻る率が高いです。


そしていずれ戻るかなと思っていても、なかなか戻らないとだんだん焦ってきてしまうかもしれませんね。



一般的には逆子は30週(早ければ28週頃から)を超えると伝えられるケースがが多いと思います。



逆子のケアのひとつとして鍼灸をすすめられて、このサイトに訪れていただいたかもしれません。


ただし、やみくもに鍼灸をすれば良いというわけではありません。



これまで17年間、逆子に関する体調相談やケアに携わってきました。


「帝王切開は避けたい」

「何かできることはありませんか」


と相談をいただくことがあります。


その思いに対し、一つのアプローチとしての情報提供ができればと思っています。



逆子が戻りやすい状態になるためのケアを踏まえた上で鍼灸を行うことで、赤ちゃんが動きやすくなるような環境を整えるお手伝いをしています。



私たちは大切なお産を良い形で迎えられるよう、戻りやすいケアや東洋医学の知恵を用いてサポートいたします。

不明点や不安なこと、相談したいことなどありましたらお問い合わせください。



早く戻りやすくなる方法を知りたい場合は
からお読みください。                                    

院長とお母さん、赤ちゃんの写真

②-b 逆子鍼灸

逆子の原因

・子宮の形の異常(単角子宮、双角子宮)
・骨盤が狭い
・子宮筋腫
・胎盤の位置(前置胎盤、低置胎盤)によるもの
・羊水過多・過少
・赤ちゃんの可動性過多/過少
・へその緒の長さ
・高齢
・初産婦
・多胎
など。
しかし多くは原因不明です。

週数別の逆子の確率/自然に戻る確率

骨盤位の頻度(逆子の確率)
妊娠28週            24.2%
妊娠30週            17.4%
妊娠32週            11.6%
妊娠34週            7.6%
妊娠36週            5.6%
分娩時             5.4%

骨盤位から頭位への自然回転率(逆子が自然に治る確率)
妊娠28週          82.2%
妊娠30週          72.8%
妊娠32週          58.6%
妊娠34週          37.3%
妊娠36週          10.2%

東原 亜希子(埼玉県立大学 保健医療福祉学部看護学科), 堀内 成子, 山中 美智子

母性衛生(0388-1512)58巻2号 Page371-379(2017.07)より引用


赤ちゃんは妊娠後期にかけて子宮内を活発に動いており、実は約40%の妊婦さんが妊娠中に一度は逆子(骨盤位)を経験していると言われています。

妊娠28週頃から徐々に頭を下に向けた「頭位」になる赤ちゃんが増えてきます。

実際、骨盤位の頻度は表のように週数が進むごとに低下していきます。
正産期までに戻る率は90%となります。


妊娠28週〜30週の段階で逆子と診断されても、自然に頭位へ戻る可能性が非常に高いため、その時点で特別な対策が取られないこともあります。


だからこそ、私たち鍼灸師は早い週数で鍼灸をして逆子が戻ったとしても、何もしなくても高い率で戻った可能性は否めず鍼灸の手柄にしても意味がないことです。

またエビデンスレベルの高い論文で鍼灸の効果なしと判断されているものもあります。


実際に妊婦健診で「様子を見ましょう」と言われるケースが多く、それは医学的な根拠に基づいた対応なのです。



また逆子に対する「逆子体操」や「寝る向きの工夫」などは、広く知られているものの、現時点でその有効性を裏付ける明確な科学的エビデンスは乏しいとされています。

実際、当院に来院される方も、産院で積極的に逆子体操を指導されたという方は多くありません。



逆子のままでも、赤ちゃんの姿勢(臀位の種類)や産科の判断によっては経腟分娩が可能なケースもありますが、日本では安全性を最優先に考慮し、多くの場合で帝王切開が選択されています。



逆子と診断されると、「どうしたら戻るのか」「このまま戻らなかったらどうしよう」といった先の見えない不安を抱える方が少なくありません。


当院では、そのような不安に対し、分かっていること・対策できること、また東洋医学で何ができるのかを丁寧に説明し、安心して妊娠後期を過ごせるようサポートしています。

逆子鍼灸の相談をする

34週で自然に戻る確率は37%

以上を踏まえここからはどんなサポートができるかを説明します。


妊娠36週になると自然に戻る確率が10%となり、帝王切開になる確率が高くなります。

34週を超えると自然に戻る確率が37%となり難しくなってきます。


しかしある研究では36週の妊婦さんにお灸をすることで、頭位になった割合が50%だとしています。


戻りやすい方は34週までに自然に戻るが、その時点で逆子の場合は少しでも早く鍼灸治療をした方が良いということがいえます。
早く施術を開始することで、胎動が出ることで回転しやすくなり、また子宮内で回ることができるスペースを確保しやすくなるからです。

当院でも一番遅くて37週3日で戻った患者様もおりますが、週数が深くなるほど難しくなってしまうため、そのような場合は一度お早めにご相談いただければと思います。

こんなことはありませんか?

・お腹が張りやすい

・食後や寝る前に胎動を感じにくい

・疲れがある

・仕事が忙しい

・考えることが多く休まらない

・人間関係で考えてしまうことがある

・休みもゆっくりしていないことが多い(頭/体どちらかでも)

・後期のつわりがある

・不眠、眠りが浅い

・血流が悪い

・こりがある

・体調不良を感じる


これらのことがあれば、改善のためのポイントになります。


なぜなら戻りやすくなる環境があり、戻りやすい身体づくりができるからです。



逆子で有名な「至陰」や「三陰交」にお灸をするから治るというわけではありません。


また科学的(血流障害)にも東洋医学的にも冷えが関係することも多いですが、それが原因でもありません。


戻りやすい環境づくりとともに、「至陰」や「三陰交」をすることで効果が上がります。

鍼灸による逆子施術のメカニズム

「下腿・足部への刺激が、脊髄性あるいは上脊髄性の自律神経反射により、臍帯動脈や子宮動脈を拡張し、子宮への動脈血流増加を促した結果、子宮の血流量が増えて軟らかくなり胎児を返りやすくしている」と考えられます。

逆子が戻りやすい身体の環境を整える

赤ちゃんが戻るには回転する必要があります。
そのため
①胎動
②お腹の中で動くスペース
③羊水の量
がポイントです。

・子宮の血流が悪くなる
・自律神経が乱れる
これらの影響で胎動とスペースが減ってしまいます。

①血流の問題

血流が良ければホルモン(ペプチドが関係するといわれる)がへその緒を通して伝達されます。

②自律神経の問題

食後や寝る前は副交感神経が優位になり胎動を感じやすくなります。
リラックス状態でお腹が柔らかい状態になり赤ちゃんが動きやすくなります。
ストレスや疲労で交感神経が優位になっているとお腹が張ったりして回りにくくなってしまいます。

また子宮も筋肉なので柔らかい方が、胎動が出やすくなります。
赤ちゃんの押したりする動きに対して子宮の柔軟性がある状態です。
そのようなときはボコッと動いたりするのが感じやすいと思います。

そして副交感神経が優位でリラックスしている時がお腹が緩み血流も良い状態となり、戻りやすい環境となります。
(逆子体操は戻る根拠が証明されておらず、きつい姿勢を取るためお腹が張ったりすることで緊張状態や血流が悪くなる状態になってしまいます。)

交感神経が優位になってしまう原因の多くが、お仕事や家でのやらなければいけないこと、勉強や何かしら頭を働かせていることだといわれます。
一生懸命なにかに打ち込むことによる、気が付かないストレスによる交感神経優位状態も多いものです。

そのことによる自律神経のバランスや血流を促進して体のコリやストレスを緩めて、副交感神経を優位にすることで
①胎動
②お腹の中で動くスペース
③羊水の量
の環境を改善し戻りやすい身体へと整えます。

東洋医学的見解

お灸も大切なアプローチですが、根本的には上下の陰陽のアンバランス(冷えと熱のアンバランス)があるために、逆子というアンバランス状態になります。
つまり足の冷えや上半身の熱を解消し、身体全体のバランスを整うので逆子が戻りやすい身体へ変わっていきます(頭寒足熱)。
(他にも東洋医学的には様々な考え方ができるので割愛します。)

その根本に対してアプローチすることが、戻りやすい環境づくりをすることが重要です。


至陰や三陰交にお灸をすることが一番ではないというのは、戻りやすい環境になることが重要だからです。

そあら院の行う鍼灸の流れ

①カウンセリング

状況の確認、施術効果の説明、逆子についてのお話等を行います。

②逆子が戻りやすい環境づくりの鍼

刺さない鍼なので痛くありません。
自律神経が整い、血流を促すことで胎動が起こりやすくし、子宮内で動けるスペースを増やして赤ちゃんが回転しやすい環境づくりをします。

戻りやくなる条件としてリラックスした状態が大切なため、痛い鍼や熱いお灸はしませんので、どっぷり緩んだ状態でお受けいただけます。


※施術の姿勢について
仰向けで行います。
まれに仰向けで赤ちゃんの重みにより動脈や静脈、胃が圧迫され気分が悪くなったりすることがあります。
楽な姿勢で施術を受けられることが重要ですので、もし姿勢がお辛いなどありましたら横向きなど楽な姿勢で施術を進めることができますので、無理せずおっしゃってください。
姿勢によってできなくなってしまう施術は基本的にはありませんのでご安心ください。

③逆子のお灸

逆子のお灸を行います。
お身体の状態に合わせることで適切な刺激量となり戻りやすい環境になります。

また安産灸のツボにも同時に行います。
逆子のお灸で有名な「三陰交」というツボは、安産灸でも有名なツボでもあります。

④腰痛や肩こり、その他の症状に対しての施術

コリ等が改善されて血流が良くなることで、胎動が増えて逆子が戻りやすくなります。
またリラックスしたり、精神的に安心することも自律神経や血流が整い戻りやすい環境になります。

⑤セルフケアのご提案

患者様によっては生活習慣の見直しやセルフケアによって自然と戻る確率を高めることさえあります。
週数や第何子であるか、身体の状態、ライフスタイル、ストレス等によって大きく状況が異なるからです。

それだけ大切なセルフケアとなるので、逆子が戻りやすい環境づくりのセルフケアをお伝えします。
逆子のお灸

ご自宅で取り組める逆子対策(セルフケア)

ポイントは
①胎動
②お腹の中で動くスペース
③羊水の量
の3つです。

・逆子灸
・冷え対策
・お腹を柔らかくする
・お腹の深部の体温を上げる
・水分の取り方

など冷え対策や体温を上げることで、子宮への血流を促し戻りやすい身体づくりを行います。

「至陰」「三陰交」といったツボにお灸を行える、ご自宅でできる「お灸」をご案内しています。
ご自宅にてお灸をしていただくと、より効果的です。

お灸は
・棒灸  350円
・台座灸 770円~
になります。


以上は基本的に誰にでもおすすめできるセルフケアになります。


そしてその方個人の体質や症状に合ったセルフケアが、効果の高いケアとして重要です。


・どんなお灸がいいのか?
・お灸は一日何回した方がいい?
・お灸をする時間は?

科学的に効果のある方法をお伝えできます。

施術を通して把握したのちに、あなた個人にあった効果的なセルフケアをご提案いたします。

オンライン施術とカウンセリング・セルフケアアドバイス

ポイントは
①胎動
②お腹の中で動くスペース
③羊水の量
の3つ。

適切な過ごし方とセルフケアによって戻りやすい環境づくりをすることができるため、オンラインで対応することが可能です。



・逆子灸
・冷え対策
・お腹を柔らかくする
・お腹の深部の体温を上げる
・水分の取り方

など冷え対策や体温を上げることで、子宮への血流を促し戻りやすい身体づくりを行います。

「至陰」「三陰交」といったツボにお灸を行える、ご自宅でできる「お灸」をご案内しています。
ご自宅にてお灸をしていただくと、より効果的です。


以上は基本的に誰にでもおすすめできるセルフケアになります。


そしてその方個人の体質や症状に合ったセルフケアが、効果の高いケアとして重要です。


・どんなお灸がいいのか?
・お灸は一日何回した方がいい?
・お灸をする時間は?

などお伝えできます。

施術を通して把握したのちに、あなた個人にあった効果的なセルフケアをご提案いたします。


オンラインセッション(ZOOMにて)
初診料
棒灸
送料
合わせて10,350円+送料→すべて合わせて6,000円



2回目以降
オンラインセッション 約40分 3,500円

お灸は
・棒灸  350円
・台座灸 770円~
+送料
となります。

逆子の患者様の声

M.Y様  32歳 冷え症が治まり、便通も良くなり、妊娠前より健康的な体になりました。
9か月に入っても逆子が治らず、産婦人科の先生に「次の検診で戻っていなかったら帝王切開の計画を立てましょう」と言われ、慌ててそあら鍼灸院に初診でかかった1月13日。

長男がいる中、出産入院は最短に止めたかったため、帝王切開ではなく自然分娩で生みたいという気持ち・体の状態等々を丁寧に聞いて下さり、一つ一つの治療をどういう目的でどういう効果があるのか説明しながらして下さり、一回目から安心しきってしまいました。

鍼もお灸も初めてでしたが、全く怖くありませんでした。
次の検診には逆子が戻っていましたが、一回で体質も変わってきているのが分かり、出産まで通わせて頂いたのですが、今回の大安産は皆様のおかげだと思っています。
F.Y様 30歳 針とお灸をしてもらい、また家でもお灸をやる事になったのですが、その2日後にまたグルン!
予約日前日…まさかの…ん?逆子治った?と思いつつ、逆子治療してるならば、治ったか治ってないか治ってないかもわかるだろ!と言う気持ちで行きました。 そしたら、やはり逆子が治ってると言う診断で、その翌週の検診日でもやはり、逆子は治っていました。
M.W様 33歳 逆子が直らず帝王切開予定でしたが、手術の前日に直り、中止となりました。
妊活中から逆子対応まで、長い間大変お世話になりました。
逆子が直らず帝王切開予定でしたが、手術の前日に直り、中止となりました。

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