T・K様 40歳
患者様の声
2020/10/29
刺さない鍼・痛くない鍼
年齢40歳
妊娠判明(胎嚢確認)までの来院回数28回
夜中まで足先まで温かだった為、痛みも何もないけれどバッチリ効果が出ていると実感
ご出産報告
無事女の子を出産しました。
筋腫に引っかかっていたようで逆子がなおらなかったため、予定帝王切開となりましたが、赤ちゃんは元気で私の回復も順調、お乳の具合も良好のようです。
初めは不妊治療だったこと、年齢、筋腫、持病あり等の理由で高リスク妊婦と言われていましたが、赤ちゃんの成長にも母体の状態にも大きなトラブルなく出産までたどり着けたのは、鍼灸の方面からのアプローチが自分に合っていたりストレスが軽減された…という理由もあったのでは?と感じています。
初めての育児で分からないことだらけですが、体調に不安を感じたときは、またお世話になります。
アンケート
Q:そあら鍼灸院に行こうかなあと思うようになったのは、いつ頃、 どのようなきっかけからですか?
不妊治療を始めるにあたり、クリニックでの説明会や実際の治療開始まで少し時間があった為、それまでにできることをしようと考えました。
鍼やお灸に興味があったこともあり、冷え性などは不妊治療に関係なく治しておきたいとも思いました。
Q:そあら鍼灸院の印象はいかがでしたか?(ホームページ・院内・先生スタッフ等)
親身になって話を聞いてくださったり、院内の雰囲気も明るくリラックス出来ました。
Q:刺さない鍼と、脈をみての治療する不妊治療の鍼灸院は珍しいと思います。
どのような点に価値を感じ、続けて通院していただけましたか?
鍼と言えばチクッと刺すイメージがあったので、刺さない(痛くない)というのは魅力的でした。
薬や検査と結果(数値)のように分かりやすくはないですが、冬の雨の日、治療後に体がポカポカして、夜中まで足先まで温かだった為、痛みも何もないけれどバッチリ効果が出ていると実感しました。
Q:そあら鍼灸院をひとことで表すと、どんな鍼灸院ですか?
アットホーム
Q:これまでの不妊治療で、今だから言える辛かったことはどんなことですか?
最初の夫と足並みをそろえる時期。
夫の周囲では40歳を過ぎて自然に妊娠した人もいたので「そのうち自然にできるのでは?」という考えでした。
不妊治療に関するセミナーに行ってから考えは変わったようですが、仕事も忙しい時期だったのでお互いじっくり話し合う時間を作るのに苦労しました。
☆同じように悩んでいる方へアドバイスやメッセージがあればお願いします。
パートナーには小さなことでも腹を割って話すこと、鍼灸院では悩みや疑問・質問は恥ずかしがらずに話すことが大事だと思います。
そあら鍼灸院からのコメント
Kさんご出産の報告をいただきありがとうございます。
初診で来られた際は不安な顔をされていましたが、きちんと自宅でのケアもされて、身体が変わるとともに顔の表情も変わってきましたね。
お子さんもすくすく育っている様なので安心しました。
ご主人と一緒に幸せな家庭を築いて下さいね!!
また体調で気になることなどありましたら、お気軽に連絡ください。
福田
不妊鍼灸の解説
今回の解説のポイントはつあります。
1.35歳を過ぎたあたりから生理の症状悪化があった。
2.ご主人との意見の違いがストレスとなっていた。
初診時の様子
T.Kさんは初診で来られた時は、まだ病院も決めておらず何も治療も受けていない状況でした。
しかしKさんの中では、ご主人とのタイミングもなかなか取れず、また排卵チェッカーが反応せずで、排卵が出来てないのではないかと焦りと不安を強く持っている印象を受けました。
また35歳(4年前)くらいから生理時のだるさとめまいが徐々にひどくなり会社を休んでしまうこともありました。
そのため病院に通う前に身体の状態を良くしておきたいとの事でご来院されました。
所見
身体の状態を見ていく上で参考にさせて頂くものの一つとして「生理の状態」をお伺いしています。
個性があるのと同様に、生理痛の有無や経血の量など生理の状態も人によって様々です。
ストレスや冷え、疲れなどを溜め込んでしまう事で生理中の症状が酷くなってしまいます。
Kさんの場合はだるさとめまいが現れており、会社を休まなければいけない程、辛さの度合いも強く出ていました。
まず妊娠しやすい身体にしていくには、この様な症状を軽減あるいは無くしていく事も重要となります。
脈診・腹診
身体を見ていくとお腹は硬く冷たくなっていました。
脈は「沈脈」の状態が現れます。
まず沈脈とは水分が多い時に現れる脈となります。
特にKさんの場合は足にその水分が溜まっていてむくみも強く出ている状態でした。
むくみとは血流が悪い時に血液中の水分が細胞内に漏れ出ることにより現れます。
血液は心臓の鼓動とともに全身にめぐり、体温を維持しています。
しかし、むくみのように血管の外に出てしまった水分は足に留まったままとなりますので、どんどん冷たくなってしまうのです。
その冷えが足だけでなくお腹も一緒に冷やしてしまい、生理状態も悪化させていました。
ツボ
まずはこの足に溜まってしまった水分を流れやすくする事を優先して治療していきました。
他にもお灸や運動するだけでも水分の流れが良くなるので、ご自宅でも行っていただきました。
少しずつ足のむくみが緩和され、お腹の冷えや硬さも少しずつ改善していくとともに、生理状態も良くなっていきました。
もう一つの悩み
そんな中、Kさんが悩みを抱えているものがもう一つありました。
それはご主人との不妊治療への意識の差でした。
どうしても通院など女性側の負担が多いので、その分「今回で妊娠したい!」という気持ちが強くなります。
また自分にできる事は無いかとインターネットで色々と検索し、旦那さんに話す前に当院に来られる方も多いです。
それと比べ、旦那さんが病院に行くのは初診の時の1回か、採卵の時となるので毎月1回程度。
どうしても意識の差は広がりやすくなります。
Kさんのご主人はまた特殊でした。
ご主人の周りには40代で自然妊娠された方がいたので、病院に通わなくてもそのうち妊娠できるという思いがあったそうです。
そのためKさんの場合は、一緒に不妊治療のセミナーに行かれました。
そのセミナーで流れていた不妊治療の実際や精子の動き方などのビデオを見て、40代で自然妊娠が滅多にない事を知ってとても驚かれたそうです。
それからご主人も不妊治療の事を勉強し始めたとおっしゃっていました。
今までKさんしかやっていなかったご自宅でのお灸をご主人もやり始め、それからKさん自身、さらに冷えが緩和され、生理の症状も全く無くなりました。
ご主人と一緒に妊活を頑張るという意識になってきたら無事妊娠されました。
皆さんはご主人と不妊治療の意識の差はありますか?
たぶん多くの方があると答えるかと思います。
そうなってしまうのは奥さんももちろん、ご主人も悪いわけではありません。
ご主人も奥さんの大変さを感じ取ってはいると思います。しかし、具体的に病院でどんな事をしているのかわからない旦那さんも多いのです。
その差を埋めるためにも、夫婦間でコミュニケーションをとってもらえたら嬉しいです。
「今日採血してホルモン値はかってきた。」
「内診したら卵胞が○○mmだった。」など
より丁寧に話してもらえるとご主人も理解しやすいかと思います。
その際にあと○日くらいで排卵するらしいなどと伝える事で、ご主人も準備が出来たりします。
なかなか話せない場合は一緒に通院してもらって先生の話を聞くだけでも変わってくると思いますのでオススメです。
(コロナの影響で通院は1人のみとしている病院もあるので、確認して下さい)
まとめ
・生理の状態は身体の負担が多ければ多いほど悪化するため、毎月変化がないか確認することも大事。
・夫婦内のコミュニケーションを取るだけで、治療がスムーズになる。
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〔①不妊鍼灸3本柱×②不妊カウンセリング×③おうち妊活〕
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